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【たまこラブストーリー】出町桝形商店街“標語”再現メイキングレポート
2014年10月10日 (金) 00:00 | 編集
たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像
京都アニメーション制作の映画『たまこラブストーリー』は、4月26日に全国で封切られて以来、半年経った現在も各地の映画館で上映され、ロングランを続ける大ヒットアニメです。

この作品中に登場する「うさぎ山商店街」の『標語』を、モデルである京都「出町桝形商店街」のご店主様たちをはじめ関係者各位の許可と協力を得て、BD・DVD発売を祝して再現することになりました。

今記事ではその制作の一部始終を収めたメイキングをお届け致します。

なお、一部に映画「たまこラブストーリー」のネタバレとなる記載もございます。
BD・DVDをご視聴後に記事とメイキング映像をご覧いただき、「出町桝形商店街」にぜひ遊びに来て下さいね!




▼より詳細なレポートは「続きを読む」以下にあります。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像京阪電車・叡山電鉄「出町柳駅」から西に約3,4分橋をわたって道なりに進めば、「出町桝形商店街」があります。

写真は叡山電鉄「出町柳駅」の駅舎

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像商店街に向かう橋から下流を見ると、映画でも登場した「鴨川デルタの飛び石」が見えます。
少し遠回りをして飛び石を渡ってみるのもいいかもしれません。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像下流側の橋から撮影しています。写真の奥に見える橋が、一つ上の写真で居た場所です。
以前から観光スポットになっていましたが、「たまこラブストーリー」や「けいおん!」で登場して以来、アニメファンにとっても訪れたい名所になっています。
「かたじけねぇ岩」と呼ぶファンもいます。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像特徴的な亀の形をした飛び石。
普段この鴨川の水量はさほど多くなく、映画でたまこが頭まで浸かってしまうほどの水量はありません。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像たまこが劇中で駆けていく「鴨川デルタ」の階段も見えます。
テレビアニメ「たまこまーけっと」でも度々登場していますね。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像出町桝形商店街の正面入口です。
写真左手には「たまこまーけっと」で餅屋のモデルになった「ふたば」があります。
いつも行列ができていますが、4,5分もあれば購入可能です。
また、入口入ってすぐのところにあるお餅屋さんも「ふたば」に負けず劣らず美味しくてオススメです。

写真右手にはかつて本屋があり、作中でも度々登場しますが、2013年12月末に惜しまれつつ閉店してしまいました。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像商店街の西側入口にはファン制作・寄贈の「飛び出しチョイ」や「飛び出したまこ」が設置されています。

この他にも出町桝形商店街には、ファン制作・寄贈による「巨大糸電話」が「BAR華波」と「ふじや鰹節店」に飾られています。
また、舞台探訪クラスタのグルミットさんがアニメに登場したらくだのコーヒーカップを「BAR華波」に寄贈(記事はこちら)、
「イカワトーイ」にもファンが自作のデラのぬいぐるみや色紙を寄贈するなど、主にファン主体で舞台を盛り上げる動きがこれまでにもありました。


たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像
平日にはこの看板からほど近い魚屋「さが喜」に「ファン交流ノート」が設置されています。
こちらのご店主様が商店街の理事長さんで、来訪者によくお茶を振る舞っていらっしゃいます。

鮮魚店ですので遠方からのファンはなかなか買い物しづらいのですが、いわゆる『食べるラー油』の海鮮版も取り扱われていて、これが実に絶品でオススメですよ!

日曜日には「ファン交流ノート」は「セルフ岸本屋」の正面に置かれています。
「京アニコラボTシャツ」は2014年10月現在、店の奥に置いており在庫がなくなり次第取り扱い終了となります。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像
さてお待たせしました。
それではいよいよ、出町桝形商店街のご店主様たちのお力を借りて制作する「標語垂れ幕」の一部始終です。
作中では標語の位置は今回設置する場所と異なる場合がありますが、お借りできた天井看板が写真の位置のものですので、その差異についてはご了承頂ければ幸いです。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像「標語」の制作は全ての店舗が閉店した19時半すぎに行いました。
写真の奥の通路が濡れて見えますが、月に一回、商店街の方々が自らの手で通路の清掃を念入れに行っていらっしゃるそうです。(理事長さんからそこを強調して書くように頼まれております(笑))

制作には、商店街でいつも題字を書いていらっしゃる「おがや時計店」のご主人にお願いしています。
4月~7月まで設置していた「映画公開記念メッセージボード」の上部にあった「ありがとうたまこちゃん!」の題字もこの方の手によるものです。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像通常の書道と同じように、なんと下書きや当たりを付けずに、失敗の出来ない一発書きです。
筆を入れる前に2分近く集中力を高め、完成形をイメージされます。

余談ですが、「おがや時計店」では店頭ディスプレイにお店の方が制作された「たまこの胸像」があり、様々な宝石類や時計がたまこに付けられています。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像筆を丹念に整え、一文字ずつ丁寧に筆入れしていきます。
「いつも」から書き始めるのではなく、「あなたの」から書き始めるなど、経験と熟達した腕が光ります。
理事長さんらと雑談を交わしつつ、経緯を見守ります。
書いてる最中に雑談は邪魔じゃないのかと思われるかもしれませんが、理事長さんらが話しかけてくるので仕方ありません(笑)

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像書き終わった後は、通常の書道と違って、かすれてしまった部分にも手直しを加えていきます。

40回以上劇場で「たまこラブストーリー」を鑑賞したというファンも立ち会っていましたが、「こんなのあったかなぁ」と「標語」の存在には気が付いていらっしゃらなかったご様子でした。
ちなみに、関係者各位への確認と制作許可申請をしておりますので、ちゃんと劇中に存在した標語であることは確かです^^

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像おがや時計店のご主人が2枚目を作成中に、みんなで墨が早く乾くように垂れ落ちてしまいそうな部分を拭き取っていきます。

余談ですが、理事長さんが「セルフ岸本屋と京アニのコラボTシャツ」を着ていらっしゃいますが、特別な機会でなくとも日常の生活でも着て接客をされるなど、とても気に入っていらっしゃるそうです。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像乾いた後は早速天井看板に貼り付けていきます。
立ち会ったファンの方のお顔はホワイトで隠させて頂いています。

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像装置で上げていって、再現作業完了です!!

たまこラブストーリー出町桝形商店街“標語”再現メイキング映像ご協力頂いたご店主様たちと記念撮影。
撮影して下さったのはたまたま通りかかった周辺住民のご婦人です。
「あたたかくて、やさしくて、とっても素敵な言葉ね」とご好評いただきました。

写真左から「花の春風」、「さが喜」、著者、「ふじや鰹節店」、「セルフ岸本屋」の皆さまです。


「たまこちゃんたちがこの場所で生活している面影をどこかに残したいよね」
そう話されていたのは「ふじや鰹節店」のご主人、藤井えい蔵さん。
実はこの方が商店街でもひときわ目を引くあの特徴的な「鯖の模型」の制作者です。

4月30日に舞台探訪クラスタのテスラさんとひらかたパークの「たまこ展」を訪れた際に、「高橋盛香堂」のお嬢様でありイラストレーターであるタタタタカハシさんと藤井さんに偶然お会いし、園内のレストランでお茶をした時の話です。

この日にお二人はMOVIX京都で「たまこラブストーリー」をご覧になって、その足でひらかたパークまでいらっしゃったそうで、
その時に「劇場の大きなポップコーン容器に手を加えて、『わたし用』『もち蔵用』と書いて商店街のどこかに吊るしておいたら面白いんじゃないかね(笑)」、「たまこ展のこの鯖の模型、商店街で飾れないかなぁ……」などなど、藤井さんがとても楽しそうに話されていたのが印象的でした。

それからしばらくして、劇場のポップコーン容器を手に入れて著者が巨大糸電話を作成する予定でご連絡を入れていたのですが、
いつの間にやらテスラさんが「巨大糸電話」を制作・寄贈され、なんとそれは「無線で遠く離れた人と実際におしゃべりが出来る」という、とんでもないものを作って来られました。
それは現在も「ふじや鰹節店」と「BAR華波」に飾られています。

商店街は昨年末の本屋の閉店を皮切りに、からあげ屋の閉店、薬局の閉店と、月に一店舗のペースで閉店するという、景気の悪い状況が続いていました。
「たまこラブストーリー」の上映開始の時期にも商店街主体で色々とやりたいことはあったものの、いかんせん予算をかけられなかったり、あまりにも準備期間が短すぎたことから日常の業務で精一杯だというのが正直なところで、企画が中止になったこともありました。

今でも藤井さんは「商店街のみんなでうさぎ山商店街の法被を着て、ファンをお出迎えしたかったなぁ!」と仰られています。

そんな状況下で、「予算をかけず、『たまラブ』ファンにとっても、また、地域住民の方にも愛される企画はないか」と考えついたのが、映画で登場した「いつもあなたのそばにある」という『標語』を再現することでした。

たまこともち蔵の幼い頃から現在に至るまでの間柄、関係性を指し示すとても重要な要素であるとともに、商店街が地域や商店街で生きる人々にとってどんな存在か、優しく寄り添っているような、そんなイメージを表すのにこれ以上無いほど適したものだと思います。

京都文化博物館の森脇さんに相談を持ちかけ、提案書を作成し商店街の理事会に提出、ファン有志(著者)が制作費用を持つこと、ご店主さまに説明して回るなど、短い期間で出来るだけのことをしました。

他のアニメの舞台のようなお祭り企画だったり、ラッピング電車やスタンプラリーといった華やかな企画では決してありませんが、お金をほとんどかけずに、商店街の方々のお力を借りて、ファンや地域住民に愛される、この場所ならではの物になったと思います。

ぜひ映画をBD・DVDでご覧になる際にはこの標語を探してみてください。
そして、実際に商店街に足を運んで頂いて「お!映画と同じものがある!」とニヤリとして頂ければ、企画・制作したものとしてこれ以上ないほど幸せに思います。


最後に、本企画に携わって下さった「さが喜」、「ふじや鰹節店」、「セルフ岸本屋」、「花の春風」、「おがや時計店」のご店主さまと、ご店主さまらに話を通しやすくして下さった「高橋盛香堂」のタタタタカハシさん、舞台探訪クラスタのテスラさんに心からお礼申し上げます。
また、制作において大変お忙しい中相談に乗って下さった京都文化博物館の森脇清隆さんはじめ関係者各位の皆さまにも感謝しきれないほどの思いでいっぱいです。
そして、素敵な作品を生み出して下さった京都アニメーションのスタッフの皆さんにも厚く御礼申し上げるとともに、出町桝形商店街に遊びにぜひまたいらっしゃって下さいね!


なお、本企画におきまして、アニメの舞台に足を運んで頂いたファンにお金を使ってもらうという意図はありません。
僕的には「柚子乙女サイダー」やコロッケなどのお惣菜、みかん、ふじや鰹節店で買った落花生などを鴨川デルタで帰りに食べて帰るのが最近のマイブームなので、それだけご紹介してこの記事の締めとします^^
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